

症状に合わせた診断書の訂正をします。
たとえば、警察に提出した診断書は全治一週間。でも、<むち打ち>は一週間では治りません。もし、あなたが加害者として他人を傷つけてしまい、その被害者が全治一週間の診断を受けたとしても、その後、三か月以上も病院に通院して、治療費と慰謝料を要求してきたとしたら、あなたはどう思いますか・・・?
おそらく、相手の加害者も同じように思うはずです。


実況見分書を確認します。
実況見分書は、過失割合の決定時や裁判でも重要な資料となります。もし、事実関係と違うところがあれば、訂正してもらいます。初めから裁判に臨むつもりで備えることで、加害者側の損保会社からスムーズに支払いを受けることができます。


事故後一週間後程度でピークになります。
交通事故の<むち打ち>は、事故の当日はあまり症状が出てきません。交通事故の二~三日後から悪化が始まり、一週間程度で<むち打ち>の症状が完成します。症状が一時的に治っても10年以上たってから、<むち打ち>の症状が出ることもあります。


ご自分がかかりやすい所がいいです。
通院できる時間や、お薬が使えるか、使えないかで選びます。整形外科は、お薬を出してくれますが、比較的診療時間が短くなっています。整骨院は通院することが基本となるので、比較的長い施術時間です。自律神経の異常がある場合は鍼治療も効果的です。


治療を受けたご本人が支払います。
加害者側の損保会社が立て替えて払うので、通常は被害者の支払いはありません。ただし、加害者が支払いを拒否すると、治療を受けたご本人が支払うこととなります。本来は、被害者が病院で支払いを済ませて、その後に被害者が加害者側の自賠責保険、もしくは加害者に請求します。