
上を向くことができなくなります。
![]() 椎間板障害(MRI検査) |
![]() 椎間板障害(MRI検査) |
娘さんと二人で乗っていた車の後方から衝突され<むち打ち>になりました。娘さんは何ともないのに、お母さんだけ徐々に悪化して頸部椎間板ヘルニアになりました。
発症後一年で、後遺症認定12級を受けましたが、その後、鍼治療を始めて、一年後にはほとんど症状がなくなりました。同じ速度で衝突されても、首の姿勢の違いで<むち打ち>が悪化する症例でした。

立つと頭痛がするようになります。
![]() 脳脊髄液減少症(MRI検査) |
![]() 脳脊髄液減少症(MRI検査) |
交差点を走行中、信号無視の車にぶつけられました。当初、全身に痛みがありましたが、痛みに改善がないので脳神経外科で検査、脳脊髄液減少症の診断となりました。
一年程度の鍼治療で、頭痛や、手足の症状も改善しました。脳脊髄液減少症は<むち打ち>の負傷直後に、水を多く飲んで安静を保つことができれば、症状の悪化を防ぐことができます。

頭痛や目まいがします。
![]() バレーリュー症候群サーモ(治療前) |
![]() バレーリュー症候群サーモ(治療後) |
停車中、徐行状態の車に衝突されて負傷しました。自動車もほとんど傷つかない程度の事故でしたが、一週間後から症状が徐々に悪化しました。
頭痛と、目まい、吐き気が強く、脳のMRIも異常がなかったので、バレーリュー症候群となりました。
サーモグラフィー(治療前)では首から顔の血液循環が悪化しているのが分かります。難治性ですが、比較的、鍼治療が良く効く<むち打ち>です。

手が冷たくシビレます。
![]() バレーリュー症候群モアレ |
![]() バレーリュー症候群サーモ |
信号で停車中、ノーブレーキの車に衝突されました。レントゲンでは異常がありませんが、手の温度が下がって不安で眠れないようになりました。
首の部分で自律神経(交感神経)が損傷すると、手の温度だけが異常に下がります。精神的に不安になると、不眠、目まい、動悸、息切れが出るようになり、さらに症状が悪化します。比較的、鍼治療が良く効く<むち打ち>です。

ひどい場合は両手がシビレます。
![]() 中心性脊髄損傷モアレ |
![]() 中心性脊髄損傷サーモ |
ヘッドレストのない車に乗車中、衝突されて負傷しました。一か月入院した後に当院へ来院されました。肩甲骨が麻痺により浮いているのが分かります。手の知覚異常と筋肉の衰えを治すのに鍼治療が効果的でした。
脊髄は、急激に振られると中心の繊維を痛めます。脊髄の中心には手の知覚を脳に運ぶ神経線維があるので、手の知覚異常を主体とした症状が出ます。コンタクトスポーツや自動車事故に多い<むち打ち>です。